コストが1%高いだけで、こんなにも差が出る。投資の運用を他人に任せたときのデメリット

コストが1%高いだけで、こんなにも差が出る。投資の運用を他人に任せたときのデメリット

一般的にロボットアドバイザーやファンドラップなどと呼ばれる仕組みを使い、運用を他者に任せると手数料が1~3%ほどかかります。

また、アクティブタイプの投資信託の平均的な信託報酬は1.3%程度と言われています。つまり、合計すると、高い場合には、4%ほどのコストがかかることがあるのです。

「ほんの数%のコストで面倒を見てくれるのだから、いいじゃない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、ほんの数%にこそ、こだわらなくてはいけません。

その訳は、資産の大きくなる時間が大きく変わってくるからです。

複利効果で元本を2倍にするためにかかる時間を計算するのに「72の法則」という話があります。

これは投資やお金を借りた際によく聞く法則ですが仮に、あなたの表面的な年間平均運用利回りが5%の場合、コストが4%・3%・2%・1%・0・5%のケースで、元本が2倍になるまでにどのくらいの時間がかかるのか見てみましょう。

  • ・コストが4%の場合5%―4%=1% 72÷1=72年
  • ・コストが3%の場合5%―3%=2% 72÷2=36年
  • ・コストが2%の場合5%―2%=3% 72÷3=24年
  • ・コストが1%の場合5%―1%=4% 72÷4=18年
  • ・コストが0.5%の場合5%―0.5%=4.5% 72÷4.5=16年

いかがでしょうか。

繰り返しますが、あなたの年間平均運用利回りは5%でまったく同じです。

コストが違うという、条件の変更だけです。

このように、運用利回りが全く同じでも、少しのコストの差で、元本が2倍になるまでにかかる時間が大きく変わってくることが分かります。

これを見ると、(運用成果は景気次第ですから)誰かに任せるよりも、自分で安く運用した方が有利になることが分かりますね。

そして人生の時間は限られていますから、できるだけ効率的に運用した方が合理的です。

お金を大きくするうえで「コストが低い」ことは、それだけでとても有利な条件なのです。

投資を始める際、どんなコストでもできる限り低いものを選ぶ事はとても大事なのです。