価格が上げ止まるためには、その原因について理解する

価格が上げ止まるためには

注文の流れにどんな条件が必要か価格が上げ止まるためには、少なくとも次の三つのうちの一つが起きる必要がある。

●買い注文の流れは比較的一定のままだが、売り注文の流れが大きくなり、取引所に入ってくる買い注文数と売り注文数のバランスが取れる。

>売買注文の流れにバランスが生じたら、取引所は売り注文を見つけるために次の高値に動く必要はなくなる(逆に、価格がどうやって下げていくかの例ならば、取引所は買い注文を見つけるために次の安値に動く必要がなくなる)。

買い注文と売り注文は現在の価格で約定する。売り注文数に見合う買い注文が同数あるかぎり、価格は動かずに横ばいを続ける。

●買い注文数が売り注文数を下回るか、買いがまったくない。

格が上げ続けるにつれて、買いたいトレーダーの多くにとって、魅力はどんどん薄れていく。 とんでもない高値で買わないといけなくなるからだ。

安値で買うのを主な目的としているスペキュレーターにとっては、特にそう言える。 価格が上がると、安く買っていた人の多くが利食い売りをしようとする可能性もある。

そうなると、買い注文が減り、売り注文が増える。

取引所が買い注文を約定させるために、次の高値に動く必要が生じないかぎり、価格は上げ止まる。

●売り注文数がかなり増える。

買い注文数がかなり一定しているか、たとえ増えていても、その瞬間に応じられる買い注文数よりも多い売り注文が突然、取引所に押し寄せたら、価格は急に上げ止まるだけでなく、反落し始める。

この下落が続くためには、これまでに述べた三つの条件のうち、少なくとも一つを満たす必要がある。 ただし、条件を逆にした形でだ。

売買注文の流れの不均衡は、売り注文が大きくなっている必要がある。

すると、取引所は売り注文の超過需要を満たすために、価格を下げながら買い注文を探し続けることになる。

●価格が下げていくと、これ以上は下げないと考える人の買い注文が現れる。

また、高値で売りポジションを取っているために、買い戻して利益を確定しようとする人もある程度出てくる。

それらの影響を合わせて、買い注文数と売り注文数の比率にバランスが取れたときに価格価格は下げ止まるし、逆に買い注文のほうが多くなったら価格は上昇を始める。