トレードのマイルールが守れない原因を探る

トレードのマイルールが守れない原因を探る

人間には、良い行動をとった後には、悪い行動をとる確率が高くなるという性質があります。この心理現象をモラル正当化効果といいます。

「○○をしたんだから、××くらいはいいだろう」という心理が働いて、通常ではとらない行動をとりやすくなるというものです。

人によって内容は違いますが、募金をした後にゴミをポイ捨てするような社会的に悪いことから、健康のためにと昼食を軽くした日の夕食に、豪華なものを食べたりするような個人的なものまで様々です。

投資においてこのモラル正当化効果が起こり得るのは、主にトレードルールに関係するものが挙げられます。

ルール通りのトレードをして利益を上げた後に、多少ルール外だとしても、「さっきルールを守って勝ったんだから、これくらいはいいだろう。また勝てるだろう。」という気持ちでルールを破ってしまうのです。

また、ルールに関するもの以外でも、大きく勝った次のトレードでは、似たような現象が起こりやすくなります。

「さっき大きく勝てたから、ここもエントリーしてしまおう。」などと、気が大きくなってしまうのも、モラル正当化効果から派生している心理効果と言えるでしょう。

トレードルールの習慣化が出来るまでは、このような誘惑に駆られてしまうこともあるので、思い当たる節がある場合は、しっかりとルールをもう一度見直してみましょう。 また、「ルールを守ったら○○」「ルールを破ったら××」などと、ルールを守ったり破ったりした時の取り決めを作るのも効果的です。

もちろん、この取り決め自体を守れないようだと意味がないので、誰か他のトレード仲間と一緒に行うなどして強制力を持たせることも、自分ひとりでできない場合は効果があります。