情報は多ければ多いほどいいのか、投資における情報は大事だが…

情報は多ければ多いほどいいのか、投資における情報は大事だが…

情報は多ければ多い方が、正しい判断ができると考えてしまうことを、情報バイアスと言います。

人は多くの情報を集めて正しい判断をしようとしますが、情報の過多は、迷いや混乱を引き起こし誤った判断をもたらすこともあります。

投資においても同様で、集めた情報を全て正しく使いこなすことは難しいでしょう。

ひとつひとつの情報を正しく吟味できる場合を除いては、多くの情報を集める行為は、安心材料を集めるのに等しい行為です。 また、集める情報が多ければ、その分買い目線の情報も売り目線の情報も集まる可能性が高くなります。

その結果、売買の判断が鈍ってしまったり、当初とは違う判断をしてしまったりとする可能性も出てきてしまいます。

ただ、明確な売買根拠を見つけるために情報を集めることは、本来悪いことではありません。

自分の中で捌ききれない量の情報を、盲目的に集めてしまうことに非があるだけなので、検証の段階で考慮すべき情報と捨てる情報を決めておくのが良いでしょう。

まずは少ない情報量で売買判断を立てて、様子を見ながら見るべき情報を追加するなど、情報に溺れないようすることが必要です。 また、トレード全体の一貫性を保つためにも、売買根拠として集める情報は常に同じものが良いでしょう。

あれやこれやと毎回違う情報を根拠にしてしまうと、精度も落ちてしまいますし、無意識の内に自分の都合の良い情報を集めてしまうということになってしまいます(確証バイアス)。

情報量が少なくても勝つことはできます。

扱いきれない無駄に多い情報よりも、少ない情報量でも一貫性を持ったトレードをした方が、全体で見て大きなプラスになるでしょう。