チャートパターンを理解しながらも、「分析」にすがらないトレードを身に着けろ

h2>チャートパターンを理解し相場を知る事は大事なこと

チャートパターンで最も基本的なものは価格足(価格バー)である。 価格足は、指定された期間に取引された銘柄の値幅を表す垂直な四角形や線だ。価格足はチャート上に書き入れられる。

チャートの垂直軸は安値から高値へと刻まれていて、水平軸は個々の足が表す期間と同じ期間で刻まれている。

一つの足は一分から一年、あるいはそれ以上まで、自分の目的に合わせてどんな時間枠(期間)でも表すことができる。例えば、五分足のチャート上では、それぞれの垂直な足は五分の値動きを表す。

その五分間に、売買注文の流れによってトレードがなされた値幅が決まる。

足の上端は少なくとも一回の買い注文と売り注文が付け合わされて、トレードが成立したときの最高値を表す。

そして、足の下端はその五分に少なくとも一回の買い注文と売り注文が付け合わされて、トレードが成立したときの最安値を表す。 値動きを書き入れ始めて五分後にはその足を閉じて、新しい足を書き始める。

そのため、市場が六時間開いていれば、七二本の五分足が作られる。

六時間開いている市場で一日足のチャートを見ているときには、その日いっぱいになされたトレードすべてが、一本の足で表される。 足が順番に書き入れられるにつれて、連続する二本以上の足の関係に基づいて値動きのパターンが現れ始める。

例えば、各足の高値が直前直前の足の高値よりも高く、各足の安値も直前の足の安値よりも高い状態が続けば、これはテクニカル分析の用語で上昇トレンドと呼ばれる。

逆に、下降トレンドとは、高値が直前の足の高値よりも安く、安値も直前の足の安値よりも安い状態が続いているとはっきり分かる相場だ。

安値も直前の安値よりも高くなる原因

連続する価格足で、各足の高値が直前の足よりも高く、安値も直前の安値よりも高くなる原因は何だろうか。

簡単に言えば、注文の流れが買い手優位に片寄っているために、どの期間でも直前よりも高値になり、直前の価格足の安値よりも安くなるほどの売り注文はないからだ。

ところで、売り注文よりも多くの買い注文が取引所に入ってくる理由を知りたいのなら、たとえ答えられるとしても、それに答えるのは簡単ではない。 価格を押し上げる買い注文を出したことを正当化するために、トレーダーが挙げるヘッジや投機の理由は多岐にわたる。

市場参加者のなかには同じ理由で買い注文を出した人々もいただろうが、それを確かめるには彼らに尋ねるほかない。 だが、それはできそうにない。

いかなるときでも、世界中の人々が各市場でトレードをしているからだ。

心理的な観点からの人々が買い注文や売り注文を出す理由は大きな問題であり、トレードで成功するために検討すべき深い意味がある。トレードの際には心理的な動きについても把握すべきである。

トレンドが形成されている銘柄のトレード法

私の経験では、上昇トレンドで押し目買いをし、下降トレンドで戻り売りをするのが極めて効果的だ。 「トレンドは味方」や「流れに身を任せろ」という格言を聞いたことがある人は多いはずだ。

これらの格言が意味しているのは、通常はだれも味方と戦わないのと同様に、トレンドに逆らうな、ということだ。

そして、自分の望む方向に流れを変える力がないのならば、「流れに身を任せる」ほうが理にかなっていないだろうか。

上昇トレンドでの押し目買いと下降トレンドでの戻り売りは、格言の主張を現実に適用したものだ。 しかし、トレードに関するほとんどすべてのことと同じく、押し目買いと戻り売りは単純に聞こえるが、そうではない。

特に、具体的な仕掛けと手仕舞いのルールを含むトレード計画を立てるつもりならばなおさらだ。

そうしたトレード計画を立てるためには、次の点をすべて理解しておく必要がある。

  • ●トレンドラインの引き方
  • ●トレンドを定義し、認識する方法
  • ●時間枠の取り方で変わる各トレンドと押しや戻りとの関係の理解
  • ●通常の押しや戻りと自分のトレードの時間枠におけるトレンドを上回る押しや戻りとの違いを認識する方法

トレンド相場の特徴と性質に関する本や、広く利用されているチャートパターンの記事はすでにたくさん出ている。 そのため、それらの話題をここで取り上げるつもりはない。

価格変化の予測にあたって、どれだけ細がある。それに気づいてもらうことが本記事の目的である。

結論として、チャートパターンの理解は大事であり高くなる根拠を下がる事も大事ではあるが、実際に価格の高くなる原因は予期しない形から現れたり、人の心理にも左右される事柄である。

なので分析をしながらも、情報に左右されすぎることなくトレンドの流れ自体を掴むことがトレードにおいて大事なのだ。

分析・理由づけの限界に気づき、理解して、それを補うとき、「分析に対する幻想」に陥らずにトレードができるようになる。

つまり、チャートパターンや指標の売買シグナルが非常に優れていて信頼できるので、トレードで失敗するリスクはもうない、とはけっして思わなくなるのだ。